データ復旧
【初心者向け】データ復旧の仕組みをわかりやすく解説します
データはどうやって保存されているのでしょうか
普段意識することはありませんが、パソコンの中では、データは「目次」と「本文」の2つに分かれて保存されています。
たとえば「旅行の写真.jpg」というファイルを保存すると、ディスクの中では2つのことが起きます。写真のデータ本体がディスクのどこかに記録され、そして「旅行の写真.jpgはディスクのこの場所にあるよ」という情報が、目次に記録されます。この目次のことを、専門用語ではファイルシステムと呼びます。
普段パソコンでファイルを開くとき、実はこの目次を経由してデータにアクセスしています。
「壊れた」とき、何が起きているのか
HDDが「認識しない」「フォーマットしますか?と聞かれる」という状態のとき、多くの場合は目次(ファイルシステム)が壊れただけで、データ本体はまだディスク上に残っている可能性が高いです。
本に例えると、目次のページが破れてしまった状態です。目次がないのでどこに何が書いてあるかわからなくなったけど、本文自体はちゃんと残っている状態です。
ゴミ箱からファイルを削除した場合も同じで、実はデータ本体は消えていなくて、目次から「このファイルはもう不要です」という印がつくだけです。ですから削除した直後なら復元できることが多いんです。
データ復旧ソフトは何をしているのか
データ復旧ソフトは、壊れた目次を迂回して、ディスク上のデータ本体を直接探しに行くことで見えないデータを復旧します。
やり方は大きく2つあります。
1つ目は、壊れた目次を修復または解析して、元のファイル構造を復元する方法。この場合、目次が部分的に残っていれば、ファイル名やフォルダ構造ごと復元できる可能性があります。
2つ目は、目次を一切使わず、ディスクの生データを先頭から順番にスキャンして、ファイルの特徴的なパターン(シグネチャ)を探す方法。これをカービングと呼びます。例えば画像ファイルなら必ず決まった目印のデータから始まるので、そのパターンを手がかりにファイルを掘り出します。目次が完全に失われていても、データさえ残っていれば見つけ出せる可能性がある強力な手法です。
だから「まだ間に合う」可能性が高いです!
大事なのは、目次が壊れても基本的にデータ自体は残っており、そしてデータが残っている限り、復旧の可能性があるということです。
ただし注意点が1つ。新しいデータを書き込むと、残っていたデータの上に上書きされて本当に消えてしまいます。だからトラブルが起きたら、そのドライブには何も書き込まずに、できるだけ早く復旧を試みることが大切です。
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